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CPU

電話・ビジネスフォンのTSA

ビジネスフォン・PBXの核となる基盤(パッケージ)です。

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ビジネスフォン・PBXの心臓部

このCPUがビジネスフォン(ビジネスホン)、PBX(電話交換機)の内部の情報(局データ、システムデータ、短縮ダイヤル、転送等の設定情報等)を保持して、運用を行います。

システムの最大容量に応じて、CPUを交換する必要がある時もあれば、製造メーカーにライセンスを申請して、ライセンス情報をCPUに登録することで、システムの最大容量の制限が段階的に解除されることもあります。また、同じ機種でも製造年月に応じて内部のソフトウェアのバージョンが異なります。このソフトウェアのバージョンをバージョンアップすることで、新しい機能が追加されたり、新しい周辺機器を接続できるようになります。基本的には最新のバージョンにバージョンアップしておくことが望ましいです。

小規模容量タイプのビジネスフォン(ビジネスホン)は基本的にCPUは筐体と一体型となっていることが多いです。筐体には基板(パッケージ)を挿入するためのバックボード(パソコンでたとえるとマザーボードのようなもの)があり、そのバックボードとCPUが一体となっています。

内部の情報(局データ、システムデータ、短縮ダイヤル、転送等の設定情報等)は基本的にはCPUのパッケージ上に搭載されているフラッシュメモリに保存されます。データ変更を行った後、最後にこのフラッシュメモリに全てのデータを保存するのですが、この保存が終了していない状態で、本体の電源がOFFになると、最後に保存されたデータまで状態が戻ってしまうので注意が必要です。フラッシュメモリに保存されたデータは、外部メモリに別途保存することも可能です。CPUにはUSBメモリ用のスロット(もしくはPCカード、フロッピー用のスロット)や、LANポート、シリアルポート(RS232C)等が実装されており、USBメモリやPCカード、フロッピー、パソコン等にCPUのフラッシュメモリに保存されている大切なデータをバックアップすることができます。

大規模容量のPBX(電話交換機)になってくると、CPUのパッケージ上に搭載されているフラッシュメモリだけではなく、ハードディスク用の基板(パッケージ)を筐体に搭載することができるので、このハードディスク上にもデータを保存します。

故障によるシステムダウンを防ぐためにCPUやハードディスク用の基板(パッケージ)を二重化して運用させることも可能です。ホテルや病院など、24時間PBX(電話交換機)を利用する必要がある場合は、二重化での運用が推奨されています。CPUには電源がOFFの時でもデータを保持し続けるために電池(ほとんどの場合リチウムイオン電池)が実装されています。この電池が切れた状態で、ビジネスフォン(ビジネスホン)、PBX(電話交換機)の電源がOFFになるとCPUのフラッシュメモリに保存されている全てのデータが消去されてしまいます。この電池の寿命は6年~7年程度(ちょうどビジネスフォン・PBXの耐用年数と同程度)となっており、それ以上の年月を運用し続けたい場合はこの電池を交換しておく必要があるので注意が必要です。

10年以上続けて運用しているようなビジネスフォン・PBXを事務所移転や停電のために電源を落とす必要がある場合は事前に設置した業者に確認するようにしましょう。

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